ソ連の顔ともいうべきハイパーマッスィーン「IL-2」！
ILはイリューシン設計局のことだ！
文献によってはLが小文字で「Il-2」と書かれててクソ紛らわしいぞ！
ちなみにロシア語はИл-2（イール・ドゥアー）だからわかりやすいぞ。
ドゥアー！

やたらめったら強力な装備と装甲を持ってるからドイツ的にもマジで最悪の敵だったという。
ガンダムで言うとGファイターみたいな立ち位置。
しかもそれを36000機以上作ったんだというからもう始末に終えない。
独ソ戦争でドイツが負けたのは大体こいつのせいと言われるレベル。


当然っちゃ当然だけど平べったいボディー。

ちなみに、シュトゥルモビクというのはロシアの攻撃機全般のことで、
日本で言うとF-2のことを「支援戦闘機」と呼ぶような感じ。多分。


プロペラ及びラジエーターダクト周辺。

ここに空気を入れてミクリンエンジンちゃんの頭を冷やします。


特徴的なデザインの前面防弾ガラス。

微妙にデカール貼り失敗してたり隙間開いてるのには目をつぶって欲しい。


必殺のコンテルミンレーザーキャノン。

エネルギーを第三インターナショナルまで溜めることで
ファシスト一派を焼き払うスターリンの怒りの雷撃が飛び出す！。


あんまり見ない形の主脚（・・・でいいのか？）。

この下に張り出してる四角い部分が弱点のオイルクーラー。
コイツをぶっ壊すとエンジンの冷却オイルがダメになり速攻で焼き付くという。


マーキングがよく分かる角度。1945年4月にベルリンで確認された機体だそうで。
独ソ戦争終結が同年5月8日なのでベルリンを焼いた機体に間違いなさそうです。ウラー！
第16航空軍所属機とか言われてもわからん。

後部の胴体は木製らしい。布とか紙よりはマシだろう。


燃料とか入れるとこ。多分。

俺が持ってる資料は少ない。


ドイツ空軍デストロイヤーの後部12.7mm機銃。
近づくとコイツにやられ、離れるとフォッケウルフの20mm機関砲でも弾かれるという。

見ての通り最悪な位置についてるので、処刑椅子扱いされていたという。



真上から見ると確かに禍々しい見た目をしている。

迷彩塗装もいい感じ！やっぱりソ連カラーはかっこいい！
翼の真ん中に生えてるのが23mm機関砲。隣の短いのが7.62mm機銃。
右端のは・・・確かピトー管っていう速度計。

後ろ姿は割とスマート。



下をとったぞ！覚悟しろアカどもめ！
ゲェーッ！何だその重爆装は！

爆弾の搭載量は怒涛の600kg！・・・あんまりすごくない。
帝国海軍の最終兵器流星は800kg、
アメリカの超兵器スカイレイダーは3130kg。
でも36000機もあるから大丈夫！


いい感じに汚せたと思う下部。飾ると見えないけど。
写ってるのは250kg爆弾。ハーフトラックだろうが戦車だろうがイチコロです。

設計者がめんどくさがったのかタイヤがはみ出すタイプの足です。


デカイ両翼。
先っぽの翼端灯が赤と緑なのに時代を感じる。
メタリックで塗ってるのでキラキラしてます。

デカール失敗したけど見えないからセーフ。
・・・ん？誰だこんな時間に・・・・。

この武装はロケット弾です。雑魚はこれで一掃します。
史上最大の戦車戦、クルスクの戦いでは小型の対戦車成形炸薬弾200個詰め合わせ福箱を
ばらまいてドイツ軍をボロ雑巾にしました。ヤベェ！


ケツタイヤは仕舞えません。そういうもんです。



 



さて、サイズ比較だ。左のがフォッケウルフFw-190 D9。
 
うん、デカイ。

デカイ。

日本の最終兵器”試製晴嵐”と。ゼロ戦60機分のコストという化け物じみた特殊攻撃機。

やっぱデカイ。







さぁみんな、ソ連の襲撃機「IL-2」の偉大さはわかってくれたかな？
ここまで読んでドイツの方がいいとかアメリカに負けたじゃんとか抜かす奴はシベリア送りだ。





最後にポスターっぽく撮った一枚。
本当ならヴェールヌイちゃんの代わりに戦艦を置きたかったけど
ソ連の戦艦って認知度ないし、売ってないし・・・。


次回の記事はソ連製ガンタンクの予定です！
今かなりモンガーな見た目になってます。

ガンタンクが完成したらソ連の装甲車を作ります。
ソ連ばっかじゃねーか！