Ураааааааа!!
前回「
完☆成」
来たれ!同志諸君!赤き旗のもとに!
ソ連は文化と工業の面で好きな五郎だ!別に思想が赤いわけじゃないぞ!
ついでに言うと文化も工業もあんまり知らないぞ!
―――それは3日後のベルリン決戦へ向かう1両の戦車の話。
進軍中のソ連
機械化部隊を突如襲ったのは
謎の超重戦車。
3基の砲塔を備えた
”それ”は圧倒的装甲と火力で1両、また1両と戦闘車両を沈めていく。
30両はいた鋼の同志達が壊滅しようとした時、一人の戦車兵は気付く。
「なんで・・・なんでこんなとこに日本軍の戦車がいるんだ!」
そう、その超重戦車こそナチスと帝國日本が共同開発した
Ⅹ號(じゅうごう)戦車「オロ」であった。
そんなことが200キロ先で起きてると知らぬ我らが今直面しているのは
この泥沼からどう脱出するか、という問題だけである。
そんな感じの空想戦記。